【セールスマン】の僕が、異業種交流会で人脈を増やしていった方法について

【セールスマン】の僕が、異業種交流会で人脈を増やしていった方法について

キムです。

セールスマンのみならず、社会人全般が必要と考えている人脈。

その、人脈の増やし方について書いてみます。

一口に人脈と言っても “仕事にかかわる人脈” もあれば、
“仕事以外の人脈” もあります。

『どちらが必要なの?』
と訊かれたら
両方とも必要と答えています。

なぜなら…
仕事の場合は、仕事をスムーズに進ませるために必要だと思ってますし、
仕事以外の場合は、人生を豊かにするために必要だから、
と考えているから。

早い話が
知り合いは多い方が良いよ!
ってことですね。

人脈を増やすためには、どうしたら良いの?

人脈を増やす方法はいくつかあります。
・異業種交流会
・セミナー
・町内会
・子供の学校行事
・社内行事
・家族の友達
・親戚
・ご近所さん
・クラス会(小学校から大学まで)
…などなど。

人との出会いは、“これだけしかない‼” なんて、考えていると
人脈を作る選択肢が減るだけです。

人との交流を積極的に行うことが、最初の一歩と考えましょう。

異業種交流会は人脈を増やす一番の場所

異業種交流会って、出たことありますか?

「会社の指示で(イヤイヤ)出た」
方もいるでしょうね。
「友達に誘われたから出ただけ」
という方もいるでしょう。

今の仕事に役に立っても立たなくても、異業種交流会を
使わない手はありません。

なぜなら、自分のことを売り込みたくて仕方がない人が
数百人も集まるんです。

そして、その売り込みたくて仕方がない人の向こう側には
更につながりを求めている人たちが、あなたを待っている…

そう考えてみれば、自分の仕事・自分の人生を豊かにしたいのなら
異業種交流会はうってつけの場所だと思います。

異業種交流会に参加する前に気を付けておくこと

その前に
異業種交流会に出るのであれば、気を付けておきたいことがあります。

それは、身だしなみです。

数百人規模の異業種交流会ともなれば、会社の代表者(社長)はもちろん
政治家もいれば個人起業家・零細企業の社長・会社員・水商売のおねえさん
など、多業種にわたって集まってきます。

その中で、あなた自身を知ってもらうのですから、スーツにネクタイ
くらいは身につけておきましょうよ。

私が参加させていたいている異業種交流会で、たまに見かけるのは
普段着・帽子を被ったまま・ショルダーバッグを担いでいる…

正直言って、こんな人たちは相手にされません。

身だしなみは基本中の基本です。

それじゃあ、名刺交換を始めましょうか!

上にも書きましたが、異業種交流会は
“自分のことを売り込みたくて仕方がない人”
が集まっています。

なので、あなたも
名刺を(数十枚)ポケットに忍ばせて、
あちらこちらのテーブルに行って、
自己紹介と名刺を渡し、
自分の提供できるモノを一生懸命にしゃべり…

実はこれ、やっちゃダメなパターンです。

どれだけ一生懸命に話しても、相手は自分のことを売り込みたくて
仕方がない人です。

初めて会うあなたの話しなど右から左。
交流会が終わるころには、あなたの顔も覚えていません。

悲しいけど、これが現実です。

異業種交流会を使って、あなたのことを売り込むには

異業種交流会で、あなたのことを売り込む秘訣があります。

それは、相手の話しを一生懸命に聞くこと。
それだけです。
もちろん、あなたの名刺は渡さなきゃダメですよ‼

こんな感じの会話になります。

あなた「お楽しみのところ失礼いたします。私、〇〇会社のキムと申します。
    ご挨拶させていただいて、よろしいでしょうか?」
相手 「ええ、いいですよ。私、こういう者です」
と言って、名刺を渡してくれます。

で、名刺交換をするわけですが、ここからが重要です。

あなたは、自分のことを売り込んではいけません。
よろしいですか?
売り込んじゃダメなんです!

名刺をいただいたら、名刺を見て
「お仕事の内容は、どのようなことをされていらっしゃるんですか?」
と聞くだけ。

そしたら相手は、ひたすらしゃべりますから。
だって、売り込みたくて仕方がないんです。

あなたは、相手の話しの聞き役に徹するだけ。
(相槌は必要ですが)
そして、相手の話しが一息ついたところで
こう聞きましょう。

「お仕事で、何か困りごとがあれば教えてください」

この時点で、相手とのラポールは十分に取れています。
だって、あなたは相手の話しをじっくり聞いてあげたのですから。
相手からすれば
『この人は、私の話しを聞いてくれて、理解したに違いない』
と思い込んでます。

「実は、〇〇で困っていてねぇ」
このセリフ、心を完全に開いた証拠です。

誰でもそうですが、自分の弱点は話したくないもの。
ほんの数分前に名刺交換したばかりのあなたに、困りごとを話す…

この瞬間が、あなたを売り込むチャンスなのです。

「分かりました。〇〇で困っていらっしゃるのですね(オウム返し)。」
「私、その困りごとを解決できる手段を持っています。」
「後日、解決方法をご提示させていただきますので、ご連絡を
 差し上げてもよろしいでしょうか?」

ここまで来たら、ほぼ成功です。
『今、教えてくれ!』と聞かれたら
ほんの少しだけヒントを与えておくだけにしましょう。

それに、あなたが解決する手段を持っていなかったら
ただの愚痴聞き役で終わってしましますから。

解決手段がない場合は、あなたの知り合いに
解決方法を教えてもらいましょう。

いただいた名刺は【営業】ツールになる

異業種交流会の翌日にすることは、いただいた名刺を
営業ツール化することです。

先ず、お礼のハガキを手書きで書きましょう。
一晩経ったら、相手はあなたのことなんて、
ほとんど覚えていません。

そこで、敢えて手書きのハガキを送るのです。
手書きなら、必ず目を通してもらえます。
(印刷は字が綺麗すぎて読んでもらえないのです)

私の経験で間違いないと言えます。
字が汚いなんて気にしないで、送っちゃいましょう。

受け取った側は
「あゝ、あの時に話を聞いてくれた人だ」
となります。

それから、名刺は名刺管理ツールに保管しましょう。
因みに私は、スマホのアプリで“Eight”(8card.net)を使ってます。

アプリを使えば、名刺をストックするケースから
探し出す手間が省けますし、
操作も簡単です。
お勧めです。

今回のまとめ

  1. 異業種交流会は人脈を増やす格好の場所。
  2. 人の集まる場所は人脈を増やす場所としてとらえる。
  3. ドレスコードがなくても、スーツは着ていけ‼
  4. 名刺交換で人脈を増やすのが目的ではない。
  5. 名刺交換したら、相手の本音を聞き出すことを、一番の目的にする。
  6. しゃべる必要はない。聞き役に徹しろ。